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僕はゲイ・・・七転八倒

体験談、動画、画像・・・などなど

体験談、一発目!「ノンケの後輩に」

まさとです!

お気に入りのゲイ体験談をアップしていきます。

ビンビンになるような体験談を集めてます。

初投稿の1回目は、長編ですよ~。

ドピュッと発射しちゃってくださいね。

 

感想とかもらえると感激です!

 

ノンケの後輩に

 

(1)

大学のサークルの後輩にEという奴がいた。
Eは明るく、とても人懐っこい奴で芸能人でいうと溝端淳平似のかわいい後輩だった。
女性にもとてももてた。
在学中に何人もの女性が彼に告白したらしい。

僕は当時、自分が本当にゲイなのかどうか、自分でもよくわかっていなかった。
なんとなく男に興味はあったものの男性経験はなく、
何人かの女性とも付き合ったり別れたりしていた。

Eのことが気になっていた僕は、みんなで遊ぶ時には必ずEも誘うようにしていた。
女友達も交えて何度か食事や映画に行っているうちに、
Eは一人で僕のアパートに遊びに来るようになった。

といってもEは家が裕福ではなかったため、バイトで忙しく、
遊びに来てはうちのコタツで寝てしまった。
時には僕のベットを占領して寝てしまうこともあった。
18歳の彼の幼い寝顔はとても可愛かった。
見ているだけで胸がキュンとなった。
赤くてふっくらした唇にキスして、思い切り抱きしめてやりたいという衝動に、
何度もかられた。

でも僕はEに手を出したりはしなかった。

Eは完全にノンケで付き合っている彼女もいたし、
なにより手を出しても拒否られて彼に嫌われたり、
僕がゲイであるという噂をたてられたりするのが怖かったからだ。

当時、僕も年上の女の人と付き合っていた。
なんとなく男に興味があるのは自覚していたが、
幸せな家庭を築いて、平穏な人生を送りたかったから、
ノンケとして生きていこうと心に決めていた。
しかし彼の可愛い寝顔の前には、そんな自制心は無力だった。
Eと遊ぶ回数が増えるにつれ、
僕は次第に自分を抑えられなくなっていった。

ふざけているふりをして、
「Eはかわいいなぁ」「俺が女だったらEに抱かれたいよ~」などと言ってみたり、
友達を交えてEと遊んでいる時にEが寝てしまうと、
ふざけて添い寝したり、「よしよし」とか言って頭を撫でたりした。
Eの反応はどうだったかというと、「やめてくださいよぉ~」などと言いながら、
まんざらでもない、という感じだった。
しかしそれは同性愛的な感情ではなく、
後輩として可愛がれていることが嬉しいという感じだったのだと思う。
可愛がられ、ちやほやされる自分に酔っている節もあったのかもしれない。

事実、僕がそんなアプローチをするようになってから、
Eがうちに来る回数は確実に増えていった。
サークルが終わると一緒に飯を食いに行って一緒にうちに帰った。
EはTVを見たりしているうちにEは寝てしまい、
深夜に起きてバイトに出かけて行った。

そんな悶々とした関係が半年も続いた。

 

 

(2)

ある時、Eが夜中に突然うちに来た。
今日は、共通の女友達と遊びに行くと聞いていたので、少し不審に思った。

「○○さんにコクられちゃいました・・・」

Eは遊びに行った先で、その女友達に告白されたのだという。
その女友達は、僕たちがよく一緒に遊んでいたメンバーの一人で、
Eにとっては信頼できるお姉さんのような先輩、僕にとっても大親友だった。

「でも、ふっちゃいました。
 俺、やっぱ前に付き合ってた彼女のこと忘れられないんで…。
 ○○さん、もう一緒に遊んでくれないだろうな・・・」

いつも明るいEの顔は、悲しく曇っていた。

「せっかくみんなと仲良くなれたのに…。
 もうみんなで遊んだりできないんですかね?
 今の関係、崩れちゃうの、嫌だな」

僕はなかなかかける言葉が見つからなかった。
ただ煙草をふかしながらEの話を聞いていた。

Eは胸のうちの不安を一通り打ち明けると、
そのうち、コタツで丸くなって寝てしまった。

「おい、E、風邪ひくぞ」

僕はそう言ってEの体を抱き抱え、
そのまま抱きしめてやりたいという衝動を抑えながら、Eをベッドに引きずり上げた。

「う~ん・・・。あ・・・ありがとうございます・・・」
Eはまだ寝ぼけながら言った。

僕は例のごとくふざけているふりをしながら、
「よ~しよし!だいじょぶだよ」
と言って、少しだけ距離をとってEの横に寝転がり、Eの頭を撫でてやった。

Eは少し笑いながらまだ寝ぼけていた。

「てか、おまえ、さっきまで落ち込んでたのに、よくそんな寝れるねw
 切り替え早っ!」

僕はEを元気づけようと、そう言って、Eのわき腹をつついた。
Eはくすぐってもあまり効かない方らしく、全然、くすぐったくないようだった。

「あれ?ここ、くすぐったくないの?じゃぁこれはどうだ!」

僕はそう言って、さらにEの脇をくすぐった。
しかし、Eには効かない。

「も~、やめてくださいよ。お返し!!」

Eはそういうと僕のわき腹をくすぐりはじめた。
くすぐりに弱い僕は笑い転げた。

「ゴメンゴメン!!ギブギブ!!」

Eは容赦なく僕をくすぐった。
いつの間にか僕らの体は密着し、Eが後ろから僕を羽交い絞めにするような格好になった。
Eのしなやかな筋肉、温かな体を背中に感じた。

「もう!やめてくださいよ!
 先輩の方が力弱いんだから。もうオレは寝ます」

Eがそう言って力を緩めると、僕はEの方を振り返った。

近い。

すぐ近くにEが寝ている。
すぐそばにEの真っ赤な唇がある。
Eの吐息が僕の唇を湿らせる。

・・・普通に生きて、幸せで平穏な家庭を築きたい・・・

僕は自分にそう言い聞かせて、半年間も自分を抑えてきた。
自分でも驚くほど強い自制心だったと思う。
しかし、眼前にあるEの幼い寝顔は、
僕の強固な自制心を一気に、いとも簡単に打ち壊した。

「おい、E。
 寝る前に・・・ちょっと遊ぼうか」

僕はEの体をゆすった。

「・・・ん?なんですか?」

Eはまだ寝付いていなかったようで、すぐに大きな二重の目を開いた

「えっと、あの・・・。
 高校の時に、ちょっと遊びでやったことあるんだけどさ・・・。
 キスしてみないか?」

僕はウソをついた。
よくこんな状況で、こんなウソを思いついたものだ。

僕は当時、男性経験は無かった。

でもこう言っておけば、自分はノンケを装えるし、もしも拒否られても問題はない。
自制心は崩れても、Eをものにするために頭は冷静に計算していた。

「へ??
 なに言ってるんですかw?先輩!」

Eは突然の僕の申し出に、わけがわからないという様子だった。

「いいから。
 早くw」

僕はふざけているふりをしながら、Eの頬を両手でつつんだ。
そして、目を閉じて、Eを待った。

もし、Eが自分からキスしてきてくれたら、その先までいけるかもしれない。
もし、Eがこれを冗談だと受け取って、笑って一蹴すればそれまでだ。
このまま一線を越えたりせずに、普通に、何事もなく生きればいい。

すべてはEにゆだねよう。

自分でも驚くほど、冷静に考えていた。

そして、
少しの沈黙のあと、Eがふっくらとした赤い唇が、僕の唇と重なねてきた。

僕は初めて男の人とキスをした。

 

(3)

Eの湿った唇が、軽く僕の唇に触れた。
Eは軽く、恐る恐るという感じで2回ほど、唇をつけてきた。

「もっとぉw」

僕はまたふざた感じで言った。

Eの唇が再び僕の唇を湿らす。さっきよりの少しだけ強く・・・。
Eが唇を押しつけてくると、僕も恐る恐る薄く唇を開き、Eの厚い唇の中に舌先を入れた。
Eの舌先と、僕の舌先が軽く触れ合い、そして絡み合った。

僕の自制心は完全に姿を消していた。

僕はEの体に腕を回した。
Eは僕の腕の中でおびえたように体をちぢこめながら、目をつぶって必死に舌を絡めているようなだった。

Eの体温を感じる。
人ってこんなに温かったけ・・・?
誰かと抱き合うって、こんなにうれしいことだったんだ。

はじめてそう実感した。

僕は自分の足をEの足に絡ませた。
太ももがEの股間にあたる。

Eは勃起していた。

『Eってもしかしてノンケじゃない!?』

この時、僕はそう思った。
しかし、後になって改めてわかることだが、Eはノンケである。

彼の勃起は、同性愛的な感情から来るものではなかったのだと思う。

まだ18歳の少年である。
好きとか嫌いとか、同性とか異性とか、そういうものを抜きにして、
この官能的な状況に、性的な反応を示してしまったのだろう。

「ねぇ・・・。こっちもしてみるか」

僕はEの股間に強く太ももを押しつけた。

「えっ・・・えぇ!?・・・先輩、それはさすがにマズイっすよ」

「だいじょぶだいじょぶ。 
 まぁ遊びみたいなもんだよ。どっちが先にイクか、みたいなw
 結構よくあることみたいだよ」

戸惑うEをよそに僕はもう一度キスをしながら、Eの股間に手を伸ばした。

Eのチンポはデニムごしにもハッキリとわかるほど、固くなっていた。
僕はガチャガチャと片手で器用にEのベルトを外し、デニムをずらした。

手のひらで愛撫しながら、
綿のボクサーブリーフごしに熱いほどそそり立ったEのチンポの形を感じた。

僕は布団を蹴飛ばして、Eを仰向けに寝かせた。
そこであらためてEの体をめじまじと見る。

膝までずり下げられたデニムから、筋肉の付いた太い両ももがあらわになっていた。
幼い顔に似合わず太ももにはそこそこ毛が生えている。
めくれ上がったシャツからはしなやかな腹筋がのぞいていた。
そして、中心にはもっこりと膨らんだ黒のボクサーブリーフ・・・。

Eは覚悟を決めたように、ただじっと目をつぶっていた。
無表情に目を閉じたEの幼い顔を見ていると、少し申し訳ないような気持ちになった。
僕は彼を傷つけてしまっているかもしれない。
もう二度と口をきいてもらえないかもしれない。
少し怖かった。

しかし、タガがはずれた衝動は僕を突き動かした。

早くEのチンポを見たい。
じかに触りたい。
舐め回してやりたい。

僕は再びEの股間を愛撫し、一通りその形と感触、熱を味わうと、
少しずつボクサーブリーフをずらしていった。

童顔にはそぐわないたくましく濃い陰毛が見える。
さらにずらすと、うっすらと濡れた亀頭が顔をのぞかせた。

僕は右手の親指でその亀頭をもてあそんだ。
少しだけ先走りが出ている。

Eは感じているのだろうか?
顔を見てみるが、相変わらず目を閉じて、無表情のままだ。

僕は一気にボクサーブリーフをずらした。

Eのチンポが、ピョコっと姿をあらわにした。
大きくはないが、形のいいズル剥けチンポだ。
大きさは僕より少し小さい。13cmぐらいか。
女ともそこそこ遊んでいるだけあって、18歳にしては色が黒い。

その下には、いやらしく陰毛の生えたキンタマがぶら下がっていた。
チンポはそこそこだが、キンタマはズッシリとして立派だった。
大きさはウズラの卵ほどもある。

明るく幼い顔をした彼の股間に、こんなにいやらしいものがぶら下がっているとは
誰も想像できないだろう。

僕は相変わらず亀頭をもてあそびながら、
彼のチンポとキンタマをまじまじと観察した。

そして、
もう一度彼にキスをすると、チンポにしゃぶりついた。

 

(4)

「あっ・・・」

僕はチンポをくわえると、Eはこらえるように少しだけ声をあげた。
そして、僕の頭を軽く両手で押さえ、少しだけ髪を撫でてきた。

ジュル ジュルジュル
ぺロぺロ・・・
ジュポジュポ

僕はできるだけいやらしくEのチンポをしゃぶり、なめまわした。
よく考えると、男の人の勃起したチンポを見るのも、
ましてやフェラするのも、これが初めてだったのだが、
あの時は無心にひたすらエロくしゃぶりまわしていた。

「あっ・・・ん・・・」

Eはこらながらあえぎ声をあげていた。

「ハァ・・・ハァ・・・あっ・・・ぁ
 先輩・・・うまいっすねww
 めちゃキモチいかもw」

Eははにかみながらそう言った。
Eが感じてくれているのがうれしくて、僕はさらに激しくしゃぶる。
しばらくするとEの体に力が入り、彼に絶頂に近付いていることを感じた。

「ん・・・ヤバ
 あっ、いきそうかも・・・」

「ぅん・・・うん」

僕はしゃぶりながら答えた。

「えっ、ちょ・・・このまま!?
 ん・・・あ・・・やばいやばい
 ・・・あっ! いきますいきます!あぁ!!」

Eがそう言うと、彼のチンポは固さを増し、どくどくと大量の精子を僕の口の中に噴出した。
その量は想像していたより多く、僕は少しむせそうになった。
Eは体を小刻みに震わせていた。

(あとで聞いたら、バイトが忙しくて1週間に1度ぐらいしか抜いていないとのことだった)

好きな人の精子はおいしく感じるのかと思っていたが、
思っていたよりにがく、不味かった。

僕はEの精子を飲み込んだ。

「す、すいません。口ん中に出しちゃって・・・」

「あはw」

僕は口を空けて笑って見せた。

「って・・・えぇ!!
 飲んじゃったんですかぁ!?
 えぇ~~!!うわぁ!!マジっすか!!?」

僕はあわてるEをよそに、彼の首に両腕を回し、黙ってキスをした。

「んぅ・・・!!
 うわぁ!ちょっ・・・も~やめてくださいよ!!
 ってか だいじょぶなんですか??飲んじゃって」

「う~~ん・・・。
 まぁ・・・だいじょぶなんじゃない??」

Eはむすっとした顔をして、気楽に笑っている僕をにらんだ。

「はぁ~~~・・・
 この人・・・信じられないわ~~~」

僕がベットの淵に座ってタバコを吸いはじめると、
Eはそそくさとボクサーブリーフをはきながら、僕にたずねてきた。

「ねぇ・・・先輩、マジで高校ん時こんなことしたんですか??」

僕はウソを見抜かれたのかと思い、少しドキっとした。

「え? ん・・・まぁ…
 ここまで激しくはしなかったけどねw
 今日は・・・まぁ・・・なんかノリでやっちゃったよ」

Eは僕の顔をのぞきこんで、さらにたずねた。

「先輩が舐めたんですか?」

「ぅ・・・うん」

「同級生??」

「うん・・・同級生」

「先輩も舐められたりもした??」

「うん・・・まぁね・・・」

もしかしてウソが見抜かれている!?
ヤバいかな・・・。
どうしよ・・・。

僕がそんなことを考えていると、Eはこう言った。

「う~~~ん。 そうなんだ・・・。
 んじゃぁ・・・次は俺がしゃぶった方がいいですか?」

 

(5)

Eの思わぬ提案に、僕は正直驚いた。
大好きな人とキスをして、チンポをしゃぶれただけでも、
ものすごくラッキーなことなのに、まさか相手がフェラしてくれるなんて
夢にも思わなかったからである。
ましてや相手はノンケ・・・。

「えっ・・・あぁ、まぁどっちでもいいけど・・・」

「なんか俺だけフェラしてもらって悪いかな、とか思って」

「あ・・・うん、じゃぁお願いしようかな」


僕がそう言うと、Eはニコリと笑ってスウェットの上から、僕の股間を軽く触った。
それだけで少し落ち着きかけていた僕のチンポは、自分でも驚くほどの速さで一気にMAXまで勃起した。

Eはスウェットを少しずらし、トランクスの上から僕のチンポを撫でた。

「うわ!!先輩!!めちゃ濡れてますよw!!
 先走り多すぎだしww」

「ははwそうかなw・・・」

そう言われて股間を見てみると、僕の股間のふくらみは
まるで夢精した後のように濡れていた。
恥ずかしかった・・・。

Eは慎重に、僕のチンポの形を確認するように撫でた後、
僕のスウェットとトランクスを一緒にゆっくりとずらした。

「うわ!!でかっ!!」

僕のチンポを見て、Eは笑いながら言った。
僕のチンポがでかいのではなく、Eのチンポが小ぶりなだけだが、
Eも他人の勃起したチンポなど見たことがないから、
自分の小ぶりなチンポと比べて、そう言ったのだろう。
(ちなみに僕のチンポは16cmぐらい。Eのは13cmぐらいか)

Eは僕のチンポをやさしく2~3回しごいた後、一気にくわえこんだ。

!!・・・キモチいい・・・

最初は唾液のヒヤッとした感触が、あとからは口腔内の温かさが、
僕の熱いチンポをつつみこんだ。
Eの唾液と、僕の先走りが口の中で混ざり合って、僕のチンポに絡みついた。

「ぅんふ・・・こんな感じですかね?」

「うん。キモチいよ」

当然のことだが、Eのフェラは歯が当たったりして、あまりうまくはなかった。
しかし、初めて男にフェラされているというだけで、僕は十分快感だった。

Eは僕の横で四つん這いになって、一生懸命にフェラをしている。
その姿を見ていると、いとおしくなり、僕はEの頬を撫で、そっとEの股間に手を伸ばした。

Eはまた勃起していた。

自分がフェラしているという倒錯したエロさに、性的興奮を感じているのだろうか?
とにかくノンケである彼は、僕のチンポをしゃぶりながら、再び勃起していたのである。

僕はEの下半身をグッと自分の顔面の上に引き寄せた。
僕とEは69の体勢になった。

「ジュッポ・・・へ??」

Eがとまどっていると、僕は顔の上にあるEのボクサーブリーフに手をかけて、
ケツの方からずりおろした。

「ちょっ!!はずいっすよww」

Eは急いでボクサーブリーフに手をかけて履きなおそうとしたが、
すでに遅かった。

僕の目の前に、Eのアナルがあった。

まだ18歳の少年らしく薄いピンク色だが、
適度に陰毛の生えたいやらしい大人のアナルだった。
Eは童顔だが下半身は意外と毛深いらしい。

僕は人差し指でそっとEのアナルに触れた。

「んあぁっ!!

 ちょっ・・・マジ無理無理!!
 俺、ケツ毛濃いからはずいっすww」

Eはそう言うと、片手で急いでアナルを覆い隠してしまった。

その手を無理やりどかし、そのままアナルを舐めまわして、
唾液でベロベロにしてチンポを突っ込んでやりたかった。
だが、その気持ちをグッと抑え込み、アナルはあきらめて
Eのボクサーブリーフをさらにずらした。

今度はEのでかいキンタマが目の前に現れた。
一生懸命フェラして暑いのか、少し垂れ下がったキンタマが余計に立派に見えた。
キンタマの重みでピンと張った裏筋にも、いやらしく陰毛がはえている。
キンタマの向こうには勃起した小ぶりのチンポがある。

Eは四つん這いのまま、自ら足をあげてボクサーブリーフを脱いだ。

僕はEの玉にしゃぶりついた。

「んあぁ・・・!!」

裏筋が感じるらしい。
裏筋を舐めまわし、玉をほおばりながらチンポをしごくと、
Eのあえぎ声は大きくなった。

「あぁ…ぅんあ!! ジュポジュポ
 やばいっすよw ジュポジュポ」

Eは自分が感じるのにリンクさせるように、激しく僕のチンポをしゃぶった。

僕は玉を舐めるのをやめ、今度はチンポを舐めた。
先走りが垂れていた。

ねっとりしたEの体液を味わい、チンポをしゃぶっていると
すぐにEが苦しそうな声をあげた。

「あぁ!!また!! またいっちゃう!!
 んあぁ・・・もう無理無理!!
 あっ!!イク!!イク!!」

そう言ってEは2回目の絶頂を迎えた。
Eのチンポは僕、口の中で膨張し、喉の奥に精子を噴出した。
イク瞬間、Eの体には力が入り、Eは僕のチンポをギュッと握った。
目の前で彼の大きなキンタマがギュッと収縮し、アナルがヒクヒクしているのが見えた。

「ハァハァ・・・またいっちゃた・・・
 早いなぁ・・・俺」

Eは少し照れ笑いを浮かべて、また僕のチンポをしゃぶった。
僕はEの精子を飲み込み、少し元気のなくなったEのチンポを名残惜しく味わっていた。
精子の味はさっきよりも少し薄く感じたが、やはり苦かった。

Eが絶頂を迎えた後、さらに激しく僕のチンポをしゃぶった。

「あぁ…E、オレもイクかも・・・」

「ん・・・ぅん・・・」

Eは口を離さなかった。

「いい?イクよ・・・あぁっ!!イク!!」

僕はEの口の中に熱い精子をぶちまけた。

Eは口を離さず、僕の精子を受け止め、チンポの中に残った精子も口で絞り出してくれた。

「ふぅ~・・・」

僕はため息をついて、Eの頬に手をやった。
Eは僕のチンポから口を離し、起き上がると僕の横に寝転んだ。

そして僕の目を見て、ニコリと口を空けて笑った。

口の中には僕の精子はない。
Eも僕の精子を飲み込んだのだ。
そしてEは言った。

「これでおあいこ・・・かな^^」

 

(6)

Eのことについて、少し補足してから続きを書きます。

Eは僕の2歳年下の後輩で、当時18歳だった。
顔はくっきり二重の童顔で溝端順平とか、小池徹平みたいな感じかな。
身長は168cmぐらいで、特にスポーツとかやっていたわけではないが、時々自宅で腹筋したりしているらしく、そこそこ筋肉がついていてスリ筋だ。

性格はちょっとおバカだが、明るくて、元気で、やんちゃな感じ。
でも実は家庭の問題とか、昔、体が弱かったとか、いろいろなトラウマを背負っているのだが、それでも…というか、それを自分で振り切ろうとするように、いつも明るく元気に振舞っていた。

Eと初めて抱き合った日からしばらくは、二人ともなんだか気恥かしくて、二人の関係は少しだけぎこちなくなってしまったようにも思えた。
しかし、いつの間にかそんなことは忘れて、僕たちは何事もなかったかのように普段通り生活していた。
サークルが終わると飯を食いに行って、みんなで夜中まで遊んで、疲れたらうちでダラダラして…。
偶然にもあれ以降、なかなか二人きりになる機会はなかった。

1週間後のある日、Eと女友達と数人で映画を見に行った。
僕の車で女友達を家まで送り届けたあと、偶然、車内で二人きりになっていることに気付いた。

「今日、おもしろかったですね」

Eが急に後部座席から身を乗り出してきて、運転している僕のすぐ耳元でそう言った。
意識しているわけではないのだろうが、その時のEの声は普段よりも低い落ち着いた声で、ささやくようなしゃべり方だった。
僕は感じてしまい、思わずビクッと身震いをしてしまった。

「ぅあッ…!!
 急に耳元でしゃべるなよ…びっくりした~」

僕はバックミラーでEの顔を見た。
普段はワックスで髪を軽く立たせヤンチャな感じだが、今日は前髪を下ろしていてる。
前髪を下ろしたEはいつもよりも幼く、いつもよりも可愛いらしく見えた。

Eは運転席と助手席の間に身を乗り出すようにして、無邪気に笑っていた。

「ふふw すいません」

Eはさらに身を乗り出して、今度はわざと僕の耳元でささやいてきた。
Eの吐息が耳を撫で、甘いささやきが胸に刺さった。

Eはからかっているつもりだろうが、僕にとってそれはとても強烈な攻撃だった。
僕は思わず「ぁうっ!」と言って、身をよじってしまった。
Eはそれを見て、おかしそうに笑いながら言った。

「あははw
先輩って、ほんとくすぐりに弱いんですね~w
そういう反応されると…」

Eはぐっと身を乗り出し、また僕の耳元でささやいた。

「もっとからかいたくなる」

直接胸に響いてくるような低くて甘い声だった。

僕は久々にEと二人でうちに向かっていた。

 

(7)

僕は家に着くと黙ってベットに倒れこんだ。

やばい…。

また一線を越えてしまいそうだ。
もしかして、こいつ、僕のことを誘っているのか…?

うつぶせになって、そんなことを考えていると、ブーツを脱ぎ終えたEがベットに直行してきた。
Eはうつぶせになった僕の両手を押さえるように、僕に覆いかぶさった。

そして僕の耳にフッと息を吹きかけた。

僕は「う!」っと身もだえ、逃れようとしたが、Eに両手を押さえられているため身動きが取れない。

「フッフッフ…
 覚悟しろ~ww」

Eはふざけながらそう言うと、後ろから僕をギュッと抱いた。
僕は枕に顔を押しつけながら、息苦しさと、Eの重みと、胸が締め付けられるような思いを感じていた。

Eの力が弱まると、僕は枕から顔をあげて横を向いた。
どちらからともなく、ごくごく自然に2人の唇が重なった。

ねっとりと絡み合い、たがいの体を侵食しあうようなキスをしながら、2人の手は互いの股間へと至っていた。

こいつ…ホントにノンケなのか…??

頭の片隅でそんなことを考えながらも、僕は夢中でキスをしていた。

 


(8)

僕たちは布団の中にもぐりこんで互いの服を脱がせ合い、全裸で抱き合った。
互いのチンポはもうMAX状態だった。

「先輩、なめて」

Eは僕の耳元でささやき、耳に吐息を吹きかけた。

「くぅ…!」

僕はEの甘い吐息に全身を震わせながら、Eの言葉に従った。

…やばい…いつの間にかこいつのペースに!!

Eが足で布団を押しのけると、僕は一心不乱にEのチンポにしゃぶりついた。
Eは壁にもたれかかってベッドに座り、四つん這いになってチンポをしゃぶる僕を見下ろしていた。
そして、やさしく髪を撫でた。
まるで愛おしい恋人を愛撫するように…やさしく。

僕はEのチンポをしゃぶったり、しごいたりしながら、その合間にはダランと垂れたいやらしいキンタマをむさぼった。
相変わらずEの顔からは想像ができないような立派なキンタマである。

「うぅぅ!!
…イク!!」

Eは静かにつぶやくと下半身の筋肉を収縮させ、僕の頭を押さえこむようにして大量の精液を噴出した。
Eの熱い精液は僕の喉の奥に直撃し、僕はそれをそのまま飲み込んだ。

Eのチンポから精液を吸い出し、最後の1滴まで飲みほすと、
僕は口を開けて、Eに笑ってみせた。

「ふぅ~…
 あはw また飲んじゃいました?w」

Eは無邪気に笑った。

「先輩、ホント、フェラうまいですよ。
 女よりも全然うまいw ハマっちゃいそうです」

「ははw…そうかなw」

Eは「やばいな~」などと言いながらボクサーブリーフを履き、こう言った。

「はい。次は先輩の番ね」

 

(9)

Eはニッコリ笑ってそういうと、寝転んでいる僕のチンポにしゃぶりついた。

やっぱりこいつはノンケなのか??
Eのサバサバと割り切ったようなセリフを聞いて、僕は少し戸惑った。

「ジュッポ…んふ
…キモチい??」

上目づかいで僕を見上げるEが愛おしい。

「うん。すごく」

Eは僕がEにしたのと同じように、僕のチンポやキンタマを舐めまわした。
この前やった時よりもずっといやらしい。
僕がどうやって舐めているかを参考にして、真似しているのか。
(…と言っても、僕自身も男性経験はなかったわけだが…)

Eの舌がネットリと、いやらしく僕の硬くなったチンポに絡みつく。

しばらくEの背中や乳首を撫でながら、快感に身を任せていたが、
またEのチンポがしゃぶりたくなり、この前と同じようにEの尻を眼前に引き寄せた。

僕とEは69の体勢になった。
(後々まで僕とEはこの体勢が一番好きだった)

僕はEのプリプリした尻を撫でまわし、ボクサーブリーフをずりおろした。

「ん…ぅんん~~~!!」

Eは僕のチンポをしゃぶりながら恥ずかしそうにうなり声をあげ、
前回同様、片手でアナルを隠そうとした。

僕はすかさずその手をつかんで振りほどき、目の前にあるEのアナルをじっくりと観察した。
いやらしく陰毛の生えそろったEのアナル…。
見られて恥ずかしいのか、Eのアナルはわずかにヒクヒクと動いていた。

フッと息を吹きかけてみると、Eは体をビクッと震わせた。
Eは少し体を赤らめながら、まだ僕のチンポをしゃぶりつづけている。

Eの反応を確かめた僕は、右手の人差指でそっと慎重にEのアナルに触れた。
Eの体はまたもビクリと反応したが、僕は構わずアナルを愛撫し、思い切ってぺロッとEのアナルを舐めあげてみた。

「んん…  ジュパ…ジュパ… 
ダ…ダメ…  ぅんんッ…アッ」

僕はEのアナルをペロペロと舐めた。
アナルを舐められたEは、僕の上で四つん這いになりながら未知の快感にもだえているようだった。

僕は唾液でベトベトになったEのアナルにそっと指をはわせ、グッと力を入れてゆっくりと指を挿入した。

 

(10)

「んあぁ!!」

Eは激しく反応し、僕の体の上に覆いかぶさるように倒れこんだ。
Eの体は、汗でじっとりと濡れている。
僕は構わず指でEの中を探り続けた。

「あぁぁぁッ!!…クッゥゥ…あぁ!!」

Eは僕の上で激しくもだえ、大きな喘ぎ声をあげていた。
その表情は快感に身もだえているようにも、苦痛にゆがんでいるようにも見えた。
当時は当然、ローションなんて持っておらず、僕は唾液を絡ませてただけでアナルの中をかき混ぜていたから、たぶん半分以上は苦痛だったのではないかと思う。

それでもEのアナルは次第にやわらかく緩みはじめ、最初は指1本入れるのがやっとだったのが、2本目の指が入るようになっていた。

僕は僕の上で息を荒げているEを押しのけると、Eの足を持ち上げ、いわゆる『マングリ返し』のような体勢にした。

僕はそのままの体勢でEに覆いかぶさり、激しくキスをした後、真剣な表情でこう聞いた。

「入れていい??」

「…いいよ」

Eはニッコリ笑って答えた。

僕はもうハチ切れんばかりにいきり勃ったチンポを、じっとりと湿ったEのアナルにあてがうと、少しずつ少しずつ、慎重に挿入した。

「クッ…うぅ」

Eが苦痛に顔をゆがめる。

「ごめん…大丈夫??」

「…う、うん。たぶんw」

Eはかなり痛かったのではないかと思うが、無理やり笑顔を作ってこう答えた。

Eには申し訳ないと思ったが、ここまで来たらもう後には引けない。
僕の大きく膨張した亀頭がEのアナルに吸い込まれると、あとは意外とすんなりと奥まで挿入することができた。
僕のチンポがEの唾液と、僕の先走りでベトベトだったからかもしれない。

僕はEの一番奥まで入ると、Eをギュッと抱きしめてキスをした。
Eも僕を抱きしめ、舌を絡めてきた。

 


(11)

僕は挿入したままキスをしてしばらくじっとしていたが、その間もEのアナルは僕のチンポを強く締め付けた。
女のアレとは比べ物にならないほとどの締まり具合だった。

僕はチンポに痛いほどの締め付けを感じながら、早くイキたい衝動に駆られ、
少しずつゆっくりと腰を動かしてみた。

「ッ!!!! あぁぁ!!!」

口付けしながら僕が腰を動かすと、Eは絡めていた舌をほどいて、大きな喘ぎ声をあげた。
そして、大きく身を反り返らせて、僕の両腕をギュッとつかんだ。
僕はEの手を振りほどいて、両手を重ね、指と指を絡めた。

「あぁ!!んんぅぅ!!!
 ぉあぁ!!!! ゆっくり…ゆっくりして!!」

僕が腰を動かすたびにEは喘ぎ、僕の手を強く握った。

Eのチンポに目をやると、Eはすでに萎えていた。
僕はEの乳首や首筋を舐めたり、手を振りほどいてEのチンポを愛撫したりしたが、
Eのチンポはぐったりしたままだった。
僕はEに申し訳ないと思いながらも、快感に身をゆだね、ゆっくりと腰を動かし続けた。
Eの豊かな尻が僕を締め付け、唾液と先走りが僕に絡みつき、肉壁は僕をやさしくこすり上げた。

やがて絶頂が近付くと、僕は両手で強くEを抱きしめ、体を密着させた。

「ハァハァ…E…キモチい
イクよ…もうすぐ…あぁイキそう」

「ぅ…うん… イッて!!あぁ!!」

「あぁ!!イク、イク… んあぁ!!!」

僕は今まで出したこともないような情けない声を上げながら、
Eの体を強く強く抱きしめ…、射精した。

Eの中に。

僕はEの中に、大量の精子を放出した。
自分でも信じられないぐらい大量の精子が、いつもの射精よりもずいぶん長く出続けていたような気がした。
僕のチンポが何度も痙攣し射精している時、Eのチンポが大きく勃起したのを、僕は下腹部で感じた。

Eと僕はたがいに全身の筋肉を硬直させて、強く強く抱きしめ合っていた。

よく『ひとつになる』とか言うが、まさにあの瞬間がそうだったように思う。
実際、僕の頭の片隅にぼんやりと『ひとつになった』という言葉が思い浮かんでいた。
僕はEの一番奥まで、誰も触れたことがないところにまで入り込み、
Eと強く抱きしめ合い、深い口づけを交わしあっていた。

僕は射精が収まってもしばらく抱き合ったまま、じっとしていた。
改めてEの顔を見ると、Eは二コリと無邪気な微笑みを返してきた。

 

(12)

後処理を終えたあと、僕らはパンツ一丁の姿でグッタリとベッドの上に寝転んでいた。

僕はEに腕枕をし、Eの柔らかな髪をもてあそんでいた。
Eは上目づかいに僕を見上げながら、こうたずねてきた。

「先輩って、ホモなんですか??」

僕は戸惑った。
正直に答えるべきか否か。
そして少しの沈黙の後、「う~~~ん……どうなんだろ??」などと曖昧な答えを返した。

僕はもう確信していた。

僕はEが好きだ。

今まで生きてきた中で1番。
今まで付き合った女性には申し訳ないけど、彼女たちとは比べ物にならないほど、Eのことを愛おしく感じていた。
その時、僕には付き合っていた彼女もいたが、彼女にもこれほどの愛おしさを感じたことはなかった。

…やっぱ僕はゲイなんだ。

今まで自分で自分をごまかしてきたけど、やっぱり僕はゲイなんだ。
これはもう変えようがないことなんだ。
僕は内心、そう確信していた。

「Eはどう??」

僕は沈黙に耐えられず、Eにたずね返した。
するとEは少し間を開けてこう答えた。

「僕は……ないな」

その言葉は僕の脳を突き抜けた。

「僕はやっぱ女が好きだな。
 先輩とこういうことするのは、すごくキモチいですけどね」

Eは続けた。

「それに…先輩、最初に言ってましたよね。
『まぁ遊びみたいなもんだよ』って。
その感じは何となく理解できました。
ハマっちゃったらヤバそうだけど…アハw」

Eは無邪気に笑った。

…そりゃそうだ。
僕は少しだけ真剣にEとの未来を思い描いていた自分を嘲笑った。

Eと僕はサークルの先輩と後輩…。
僕は後輩であるEのことがすごく好きになった。
でも同性愛者がそんな運命的に結ばれることなんて、あるわけないよな。
ドラマじゃないんだから。

Eは僕の下手な演技を真に受けて、ただの『遊び』として肉体関係を結んだ。
ただそれだけなんだ。

僕は沈黙のままムクリとベットから起き上がり、タバコに火をつけ、大きく一息吸い込んだ。

僕はそのままEに覆いかぶさると、彼に顔を近づけ、赤くふくよかな唇に向かって、ゆっくりとタバコの煙を吐き出した。
Eは僕の口から出た煙をゆっくりと吸い込み、ゆっくりと吐き出した。

その煙はまた僕の体内へと吸い込まれ、僕は煙を吐き出しながら天井を見上げてこう答えた。

「オレもまぁ……そんな感じかな」

夜はすでに明けかかっていたが、僕たちはそのままグッタリと眠った。

 


(13)

「オレはやっぱ女が好きだな。こういうことするのキモチいいですけどねw
 それに…先輩、最初に言ってましたよね。『遊びみたいなもんだ』って」

「オレもまぁ……そんな感じかな」

僕とEとの関係はその後もなんとなく続いていた。

僕は自分がゲイであること、Eを愛していることを確信しながらも、まだ年上の彼女との交際も続けていた。
…幸せで平穏な家庭を築きたい…
そんな思いを捨て切れずにいたからだ。
僕はEへの思いと未来への希望を両手に抱えて、そのどちらも捨て切れずにいた。

もしもEがゲイだったら、僕はすべてを捨ててEに自分のすべてを捧げたと思う。
でもあの時Eは、自分は女が好きだと、僕との関係は遊びだと明言した。

僕の悩みを知ってか知らずか、Eは前よりも頻繁にうちに来るようになっていた。

サークルが終わって仲間と一緒にみんなで僕のアパートに集まっても、ほとんどの場合Eだけは泊まっていったし、サークルがない日も一人でやってくるようになった。
家が裕福ではなかったEはコンビニや飲食店でバイトをしていてとても忙しかったが、それでも週に3~4日はうちに泊まっていった。

そして、僕たちは毎日のように抱き合った。

周りの女の子たちも最初は僕たちが仲がいいことをいぶかしんでいたが、次第にそんな状況に慣れ、『仲の良い兄弟みたいな二人』で済まされるようになった。

バイトが早く終わると自分の家ではなく僕のアパートに帰ってきた。
Eはバイトが終わると「ただいま」と言って帰ってきた。

油と汗にまみれてちょっと疲れたEを迎えるのは、僕にとって最高の幸せだった。

「ただいま」と言いながら、合いカギでドアを開けてEが帰ってくる。
僕は玄関でEを出迎え、黙ってそのまま玄関でEを抱きしめる。
そして互いの唇を激しく吸い合う。

バイト帰りのEはいつも飲食店の油の匂いがした。
首元に顔をうずめて「おつかれ」と言うと、若い汗の匂い僕の鼻をやさしく刺激した。

「汗臭いよ」とEが少しはにかむ。

Eの体はもう反応しているのが、ジーンズ越しにでもハッキリわかる。
ノンケの彼が男に服を脱がされて、それだけで勃起している。

僕との日々は少しずつ、しかし確実にEを変化させていた。

 


(14)

条件反射というのは怖いものだ。

エサを与えられる時に毎回ベルの音を聞かされていた犬は、ベルの音を聞くだけでヨダレを垂らすようになるという。
僕との関係を重ねていったノンケのEも、僕に抱きつかれただけで条件反射的に勃起してしまっているのだ。硬くなった男の先端からヨダレを垂らしながら。

僕との日々は少しずつ、しかし確実にEを変化させていたのである。

僕はEのきれいな首筋に舌を這わせながら上着とジーンズを脱がせた。
そして、パンツ一丁のEを後ろから抱きしめたまま、風呂場に連れていく。
Eはベッド以外で全裸になるのは「照れる」と言って恥ずかしがった。

風呂はEを待っている間に沸かしてあった。
風呂場でEの最後の1枚を脱がすと、ピョコッとEのかわいいチンポが顔をのぞかせた。
Eは照れ笑いを浮かべ、それをごまかすためにまた僕にキスをする。

裸のEを浴室に送り込んだ後、自分も手早く服を脱いで浴室に入った。
僕が浴室に入る頃には、Eは座ってシャンプーをしていた。
ガシャガシャと乱暴に頭をかき洗いながら、目をギュッと閉じているのが子供っぽくてかわいい。
僕はまた後ろからEの濡れた体を抱きしめた。

そして、シャワーをかけてEシャンプーを落としてあげた後、今度は体を洗ってあげた。
Eはいつも「いいよぉ」と言って断るが、僕が「いいから!」と言うと、じっと黙って体を洗われていた。

僕はボディーソープをたっぷりと泡立て、Eの体を隅々まで洗った。
僕は泡だらけになったEの体の滑らかさを楽しみながら、アナルに指を這わせたり、いきり立ったチンポに泡を塗りたくって遊ぶ。
Eは「変態!」と言って笑った。

時々、Eも僕の体を洗ってくれたが、僕は自分で体を洗い、Eを先に湯船につからせておくことの方が多かった。
それはそれでうれしかったが、なんだかムズムズくすぐったいのと、Eの洗い方がぎこちないのとで、あまり洗われるのは好きではなかったからだ。

Eは退屈そうに口元までお湯にひたりながら、黙って僕が体を洗い終わるのを待っていた。

僕は体を洗い終わって浴槽に入ると、後ろからEを抱っこするような体勢で一緒に湯船につかる。
僕よりもEの方が少し身長が高かったが、Eはその体勢が好きだったし、僕もそうしているのが好きだった。

お湯につかりながら、互いのチンポを触ったり、お湯の中でキスをしたりして、ひとしきりじゃれ合った。
その後、二人で一緒に浴室を出ると、僕はタオルでEの体を拭いた。

そして、全裸のまま手をつないで二人でベッドに向かい、そのまま布団にダイブした。

 


(15)

Eはチラッと部屋の片隅にある姿見の方を見て髪型を気にしていたが、僕は構わずEの濡れた髪を撫でまわした。
僕らは布団にもぐりこみ、頭まで布団にくるまって二人で丸くなった。
Eの肌はまだしっとりと濡れていた。

布団にくるまれて真っ暗な中でまたキスをした。
手探りで互いの体を感じ合い、素肌の温かさを感じあった。

それから僕はEの体中を味わうように舐めた。
頬も、耳も、脇の下も、足の指も…、Eの全身を舐めまわした。
足の指を舐めると、Eは

「あぉ!うぅ~…
 これ…意外とキモチいかもw」

と言って笑った。

僕らはそんな風にして、毎日毎日、抱き合った。

しばらくそんな関係が続くと、Eは少しずつ大胆になっていった。

Eは僕のキンタマやアナルを舐めるのも嫌ではないようだった。
たぶん僕がEの全身を舐めるものだから、それを真似をしていたのかもしれない。
ノンケのEは、男同士のセックスについての知識は皆無だったから、当然そうするものだと思っていたのかもしれない。

Eは飢えた犬のようにペロペロと僕のキンタマを舐め、そのまま奥へ奥へと舐め進み、僕のアナルを舐めた。
舌をアナルにねじ込み、僕の肉壁を唾液で濡らした。

Eは僕の乳首を舐めるのが特に好きだった。

大学に入って3年間、ろくに運動していなかった僕の胸には、ほんのりと肉がつき始めていた。
でもEはそれが好きだったようだ。
Eは僕の胸の肉を無理やり押し集めてこう言った。

「うわ!女の胸みたいw ヤバいw」

そう言ってEは僕の乳首にしゃぶりついた。
その言葉を聞くと僕はいつも切ない気持になった。

…Eはやっぱノンケなんだな…

それでもEはおかまいなしに僕の乳首に吸いつく。

「ん…。アッ!!」

Eが激しく乳首を吸い、舌先でそれをチロチロともてあそぶと、僕は声をあげてしまった。

 


(16)

僕らはアナルセックスはあまりしなかった。

いろいろとめんどくさいのと、愛し合った後に全裸で抱き合ったままグッタリと気を失うように寝るのが好きだったからだ。
あと、Eはノンケで同性愛者のセックスに関する知識は無かったし、僕もE以外の人とはしたことがなかったから、あまりうまくできなかったというのもあったかもしれない。

それでも、僕たちのセックスは毎日充実していた。

僕らが特に好きだったのは、二人のチンポを重ね合って同時にしごくことと、69だった。

僕らはベッドに座り、向かい合って抱き合ったままお互いのチンポを重ねた。
Eのチンポの方が少し小さかったから、僕のモモの上に座るような体勢にすると、二人のチンポはピッタリと重なった。

「すごい… グチョグチョになってるよ。
うわ~いやらしw」

Eは2本のチンポを同時にしごきながらそう言った。

僕は先走りの量がすごく多い方らしい。
普段オナニーする時も、ローションがなくても先走りだけで十分にグチョグチョになってしまうw

僕の先走りとEの先走りは2本のチンポに絡みついて混ざり合った。
すでにフェラで濡れていた2本のチンポは、たっぷりのローションをつけたようにグチャグチャ・ヌルヌルになった。

僕の右手が二人の亀頭を撫でまわすと、Eの左手は二人のサオを激しくしごきあげた。
僕が亀頭を執拗に攻めると、Eは声を切なそうに喘ぎ声をあげた。

「んあぁ!!…クッ…うぅ
 あぁぁ!! ダメ、ダメ!!キモチよすぎる!!!」

Eは恍惚としてなおかつ苦しそうな表情を浮かべながら、必死に執拗に亀頭を攻める僕の手の動きを止めようとした。

「だめ」

「んわぁ… もういっちゃうよ…
 うぅぅ…あぁぁぁ…」

「いいよ」

Eのチンポはとても敏感で、Eは相変わらず早漏気味だった。
僕はEの両手を振りほどき、左手で2本の亀頭を刺激しながら、右手で激しくしごきあげた。
Eは振りほどかれた両手を僕の背中にまわし、グッと強く僕を抱きしめた。
この時、Eの顔はおそらく快感にゆがんでいたと思うが、Eはそれを見られたくないのか、僕の首元にギュッと顔をうずめることが多かった。

「んうぁぁ!!! 出る!!出る!!!出ちゃう!!!!
 あぁぁぁぁ~~!!!!!!」

ビューッ ピュッピュッ!!
勢いよく噴出されたEの精液は、密着した僕らの胸に、腹に、よく飛び散った。

 


(17)

「ハァハァ…ごめん。 いっちゃったよw」

Eは肩で息をしながら照れ笑いを浮かべていた。
Eの胸についた精液は、ドロリと垂れて、へそのくぼみに溜まっていた。

「うわ~w すごい…たくさん出たなw」

僕は右手をゆっくりと上下させたまま、左手でその精液をすくい取り、Eの目の前にかざした。

「なにこれ?」

精子w」

僕はその精子を2本のチンポに塗りたくった。
Eのチンポは少し萎えかけていたが、そんなことはお構いなしに僕は2本のチンポをしごいた。

「あぁ!!クッ…ダメだって!!
 イッタばっかりなんだから…うわぁ!!アァッ!アァッ!!!」

「うぅ…E… オレもイキそう」

「んぅ…あぁぁ!!
 い、いいよ!!出して!!」

「あッ!!イク!!イクよ!!!」

ビュー!!ビュービュッビュッ!!!

僕は射精し、精液は勢いよく二人の胸を直撃した。
2歳年下のEに勝るほどの威力だ。

僕がイク瞬間、萎えかけていたEのチンポはググッっと硬く膨張した。
いつもそうだった。
僕は右手でそれを感じると、僕がイクのをEが感じてくれているようで、2人がリンクしているようで、なんだかうれしかった。

ティッシュで互いの体をふき合うと、僕ら見つめ合って笑った。
そして、黙ってキスをした。

余韻に浸りながら、僕は少しけだるい身を起してタバコに火をつけた。
僕はタバコの煙を吸い込み、そのまままたキスをして、口移しでEに煙を与えた。

僕がタバコを吸ったり、指先でEの髪や頬の感触を楽しんでいる間に、Eは布団にくるまって猫のように寝てしまった。

すべてを悲しみを消し去るようなその安らかな安らかな寝顔に、僕は改めてキスをした。

 


(18)

Eの寝顔をじっくりと観察しながら妙に頭のさえてしまった僕は、2本目のタバコに火をつけた。

ふざけてEの鼻をつまんでみると、Eは苦しそうに「ぅぅん」と唸って、僕の手を振り払った。

…こいつはノンケなんだよな…
…いくら愛しても、こいつはノンケなんだよな…

僕はふとそんなことを考えながら、しばらくEの髪を撫でていた。
Eは無垢な乳児のようにスースーと静かな寝息をたてて寝ている。

僕はEの隣にもぐりこんで、またEにキスをした。
肌にEの皮膚のなめらかさ、血の温かさを感じた。

ふとEの乳首をさわる。
すっかりやわらかくなったプニュプニュになったチンポをつまむ。
童顔にそぐわないズッシリとしたキンタマをもてあそぶ。

「ん…んぅ…」

深い眠りに落ちながらも、Eは僕を誘惑するような声を出す。
0
僕のチンポは…ふたたび硬くいきり立っていた。

股間に手をやり自分でチンポをまさぐり、Eを起さないようにゆっくりと上下させた。

Eに軽くキスをしてから、寝ているEの左手を自分のチンポにあてがう。
眠りの底で僕のチンポを感じたEは、無意識のままグッと僕のチンポを握った。

僕は再びEにキスをしてから身をかがめ、布団の中にもぐりこんでEの乳首を軽く噛んだ。

「ん…」

Eが小さく反応する。

僕はEの乳首に吸いつきながら、身を丸くして自分のチンポをしごいた。
僕のチンポはすでに先走りを垂らしていた。

さっきイッたばかりの僕はユルい快感を感じながら、布団から抜け出して身を起こした。
そして、腰を突き出して、硬くなったチンポをそっとEの唇にあてた。

…こんな恥ずかしい姿、Eに見られたら笑われるな

頭の隅っこでそんなことを考えながらも、衝動はすでに大きく抑えがたいものになっていた。

 


(19)

腰を突き出して寝ているEの口元にチンポをあてがうという状況の中、僕の衝動はすでに抑えられないまでに膨らんでいた。

僕の先走りがEの唇を濡らす。
僕のチンポが、ゆっくりEの唇の間に侵入する。

Eは「んぁ…」と小さく声を上げ、わずかに口を開き、無意識的に僕のチンポを軽く加えた。

僕は布団を押しのけ、Eの股間に顔を近づけた。

Eのチンポが、キンタマが目の前にある。
僕はそのいやらしく生えた陰毛の1本1本を、シワのひとつひとつをじっくりと観察した。
ずっしりとしたキンタマは、Eの寝息に合わせて、ゆっくりと上下にうごめいていた。
もし起きてる時にこんなにじっくりと観察したら、Eは恥ずかしがってすぐに隠そうとするだろう。

僕はプニュプニュとしたEの小ぶりなチンポをパックリと加えこみ、じっくりと味わいながら、また自分のチンポをしごいた。

だらしなく先走りを垂らした僕のチンポは、なにも知らずに寝息を立てているEの目の前でクチュクチュと卑猥な音を立てていた。
Eは時折「んぅ…」と小さく声を上げたが、相変わらず深い眠りの中にいた。

「うぅ…クッ……」

この変態的な状況に興奮したのか、絶頂はすぐに訪れた。

「んん…!!」

僕はすばやく身を起こすと、Eの腹の上に精液をぶちまけた。

快感が去るのを待って、放心状態の中で僕はEの腹に飛び散った自分の精液を丁寧に拭き取った。

…馬鹿だな

自嘲しながら、僕はゴロリとEの横に転がった。
少し寒そうに丸くなっているEと一緒に布団をかぶり、Eの頬をやさしくなでてから、また軽くキスをした。

両手でEを抱えこみギュッと抱きしめると、Eは眠りの世界からそれに答えてギュッと抱きしめ返してくれた。

僕はEを抱きしめたまま目を閉じた。
そして、今度こそ僕にも深い眠りが訪れた。

 


(20)

Eはバイトがある時には自転車や原付でうちにやって来たが、バイトが休みの日には僕が車でEを迎えに行った。

待ち合わせ場所はいつもEの家のそばにある公園だ。
(あとから知ったことだが、偶然にもその公園は有名な発展スポットだったらしいw)

Eを車に乗せると少し遠回りして海沿いをドライブしながら僕のアパートに向かった。
僕らは車の中ではずっと手をつないでいた。

アパートに着いて入口を閉めると、僕らはそのまま抱き合ってキスをした。
そのあとはいつもの通り。
ひたすら、ただひたすらに裸で抱き合った。

Eはバイトがない時には元気が有り余っていたため、行為が済んだ後でもしばらく起きていた。

パンツ一丁というなまめかしい姿でゴロゴロとベットに寝転び、携帯をいじったり、TVをながめたりしながら、Eはうれしそうにいろいろなことをしゃべった。
僕はタバコを吸ったり、Eの髪を撫でたりしながら、Eの話を聞いていた。

出会った頃、Eはタバコを吸わなかったが、僕が吸うのを見て、時々タバコを吸うようになった。
僕は「体によくないよw」などと言いながらも、自分の存在がEの中に刻まれたようでなんだかうれしかった。

サークルの先輩と後輩だった僕らの仲は、肉体的な結びつきと共に次第に深まり、Eは僕のことを「先輩」ではなく、「Mくん」と呼ぶようになっていた。

「ねぇMくん」

ある時、Eはタバコを吸いながら突然こう言った。

「オレのこと好き?」

突然、心臓を貫くような質問を浴びせられた僕は一瞬身をこわばらせた。
Eがこんな質問をするのは初めてだった。

好きにきまってる。
でもキミは前、『遊び』だって言ってたじゃないか…。
だから僕も彼女との関係を続けていたし、Eが女友達と遊んでも決して文句は言わなかった。
Eの真意がわからない。

「ん??なんで??急にどうした??」

僕は質問に質問を返すことで、なんとなく答えをはぐらかした。

「ん~…なんでだろ。
 オレたちさ、こんな関係になってるけど、実際、Mくんはオレのことどう思ってるのか、と思ってさ。
 Mくんのキモチを聞きたくなった」

Eは灰皿でタバコの火をもみ消して僕の横に寝転がり、じっと僕を見ている。
吸い込まれそうな目だ。
くっきりとした二重と長いまつげ。猫のように丸く、キラキラした目。

そんな目で僕を見ないでくれ。
魔法にかけられたようにウソつけなくなってしまった僕は、正直に答えた。

「好きだよ」

僕ははじめて、自分の本当の気持ちをEに伝えた。
Eは深く黒い瞳で、じっと僕を見つめていた。

 


(21)

Eはそう言った僕をじっと見つめたまま、ニッと歯を見せて微笑んだ。

「どれくらい?」

「ん~~と…… これくらいかな」

僕は、不安そうにたずねるEを両手で強く抱きしめた。

「そんだけ??w」

「こ れ く ら い!」

嬉しそうに笑うEを、僕はさらに強く抱きしめた。
そして、唇を重ねようとしたが、Eはサッと顔をよけた。

「ダメ!!」

「??」

「だって『遊び』なんでしょ??ww」

いたずらっ子のように笑いながら言ったEに、僕は無理やりキスをしてやった。
ほのかに吸いなれたタバコの味を感じた。
散々にEの唾液を吸った後、僕は聞いた。

「Eは??」

今まで聞きたくて、聞きたくて…、聞きたくて仕方がなかった質問を、僕ははじめてEにぶつけた。
僕は答えを待ち切れずにさらに続けた。

「Eはオレのこと好き??」

Eはおでことおでこをくっつけたまま答えた。

「好きだよ」

 


(22)

そう答えたEの吐息が僕の唇に触れた。

毎日のように肌を触れ合わせていた僕らは、はじめて心を心を触れ合わせた。
僕らははじめて互いの気持ちを確かめ合い、そして初めて自分の気持ちを打ち明け合ったのだ。

Eは続けた。

「言っとくけど、オレはホモじゃないよ。
 Mくん以外の男の人を見てもなんにも思わない。
 でも、なんでか知らないけどMくんのことは好きなんだ。
 なんでだろ??自分でもよくわかんないけど」

Eは一息に思いをぶちまけると、僕の首元に顔をうずめた。
そして、顔をうずめたまま「Mくんは??」と不安そうに僕にたずねた。

「オレも… オレも同じだよ」

僕はEの髪を撫でながら答えた。

「オレもEのことが好き。
 Eだけは特別。
 E以外の人には何も思わない。
なんでかよくわかんないけどね…」

僕は半分、ウソをついた。
Eのことだけを特別に好きだというのは本当だ。
でも僕はEとは違って、自分が同性愛者であることは確実に自覚していた。

自分が同性愛者であること言ってしまったら、はじめて僕がEを誘った時に「遊びだよ」とウソをついていたことも露呈してしまう。
なにより「気持ち悪い」と、Eに嫌われてしまうかもしれない。
Eに合わせて、「なぜだかわからないけど、例外的に好きになってしまった」ということにしておくしかない。
僕はこの期に及んでなお、情けない打算を働かせていた。

「ホントに??」

そんな僕の心情を知ってか知らずか、Eは顔をあげて僕を見つめた。
「ホントに」と言って、僕はEを見つめ返した。

「ホントに好き??」

「ホントに好き。Eは??」

「ホントに好き! …どれくらい好き??」

「こ れ く ら い!!!  …Eは??」

「これくらい!!」

僕らは馬鹿みたいにはしゃぎ合って、馬鹿みたいに強く抱きしめ合って笑った。
安っぽいドラマみたいに臭いセリフだが、自分でも驚くほど素直に、自然に言うことができた。

「愛してる??」

「愛してるよ。 …Eは??」

突然、真顔で聞いてきたEに僕も真顔で答え、真顔で聞き返した。

「愛してる」

僕の首筋に顔をうずめて、Eは答えた。

 


(23)

「愛してる??」

「愛してる」

そんなやりとりをしながら、僕らは再び肌と肌を密着させ、体を絡め合わせていった。

僕はEの首筋に吸いつき、そのまま舌を這わせて、乳首を噛んだ。
Eの体が一瞬こわばる。

Eの体はとても美しかった。
美しいという表現が適切かどうかはわからない。

しなやかな筋肉がつき、少しだけ日焼けした肌はしっとりとなめらかだ。
無駄に毛深い訳ではないが、局部にはいやらしく陰毛が生えそろっていた。
少年の美しさと、青年のたくましさが奇妙に同居した体だった。

あんなに美しい体を僕は知らない。
いくら舐めても舐め足りない。
全身を舐めまわしたくなる。

僕はEの両手を上げさせてバンザイをするような格好した。
そしてEに覆いかぶさり、その両手をがっちりと布団に抑え込んだ。

Eの脇には男らしい脇毛が生えそろい、ほのかに石鹸と汗の匂いがした。
僕はその脇に顔をうずめて舐めあげた。

「あぁッ!! ぅぅ…」

Eはバンザイをしたまま、身をくねらせ、いつもよりも激しく感じ、なまめかしく喘いだ。
Eは少しだけ潤んだ瞳で僕にたずねた。

「ハァハァ・・・愛してる??」

僕は「愛してるよ」と答えて、唇を重ねた。
僕らはそのまま心臓まで吸いつくすような勢いで、激しく互いの唇を吸い合った。
唇を吸いながら僕はEの横に寝転び、Eのチンポをやさしくしごいた。

「あぁぁ…」

Eが切ない吐息をもらす。

二人のチンポはすでにギンギンだ。
大量の先走りがあふれ出ている。
両手を解放されやっと自由になったEも、キスをしながら僕のチンポをやさしく撫でる。

ふと、ベットの横に無造作に落ちたタオルが目に入った。

僕は素早くタオルを拾い上げると、そのタオルでEの両目を覆い隠した。
Eは一瞬とまどった様子だったが、すぐに自分が目隠しをされているということに気付いたようだ。

僕が黙ってEの頭にタオルを巻きつけて目隠しをすると、Eは不安そうに「ちょっとコワイ…」と言った。

僕は黙ってEにキスをした。

 


(24)

僕は目隠しをされたEの足を大きく持ち上げて、マングリ返しの姿勢にした。

そして、そのまま黙ってEのアナルを観察する。

相変わらずいやらしいアナルだ。
いきり立ったチンポをいきなり突っ込んで、奥まで引っかき回してやりたい衝動にかられる。

全く使い込まれていないピンク色の穴の周りには、僕を誘惑するかのように黒い陰毛が生えそろっていた。
出会った頃より少しだけ大人になったEのアナルの毛は、出会った頃より毛も濃くなったかもしれない。
ピンク色のアナルは僕の視線を感じてヒクヒクと小刻みに震えていた。

「恥ずかしいよ」

目隠しをされたままのEが頬を赤らめて言った。
見えていなくても、僕が何を見ているかを感じ取っているようだった。

「でも…ちょっと興奮するかもw」

そう言ってEは少し照れ笑いを浮かべた。
僕は両手でEのケツをつかみ、アナルを広げた。

「すごくエロいよ。いやらしい。 …奥までよく見える」

「あぁッ… やめてよ… 恥ずかしいよ」

「恥ずかしくないよ。もっと見たい。Eのもっともっと奥まで見たい」

僕はそう言ってEのアナルに顔をうずめてベロベロと舐めまわした。

「あぁぁッ!!!!! ぅわぁ!! ダメ!!ダメ!!!」

目隠しをされ、マングリ返しの姿勢になったEが身をよじらせて、激しく喘ぐ。
僕はEのアナルをさらに激しく舐め、右手でEのチンポを握り、激しく上下させた。
僕の口の周りは、自分の唾液でベトベトになっていたが、気にせずに激しくEを攻め続けた。

左手ではEの乳首、腹筋、唇をゆっくりと撫で、美しい体の感触を楽しんだ。
Eのチンポはダラダラとだらしなく先走りを垂らし、自分の胸を濡らしていた。
僕は左手でそれをぬぐい、ヌルヌルとEの乳首になすりつけた。

「アッ!アッ!!アッ!! もう…もう出ちゃう!!もう出ちゃうよ!!!!」

いつもとは違うシチュエーションに興奮したのか、いつもよりもずいぶん早くEに絶頂が訪れた。
我慢しきれなかったのかEのチンポからは、すでに少しだけ白い液体がにじみ出ていた。

「ゥゥ …Mくんの口に出したい! …ぁあぁ!!早く!!もう我慢できないぃ!!!
 あぁッ!!出るぅ~~~!!!」

僕はEの両足を自分の肩にかけ、素早くEのチンポをくわえた。
ほぼ同時に僕の喉をEの大量の精液が直撃した。

 


(25)

「あぁぁぁ… ハァハァ… うッ…んあぁ…アッ!!」

僕はドクドクとEのチンポが放出した精液をすべて口腔で受け止め、さらに激しくEのチンポを吸引し、一滴たりとも残さないように精液を絞り出した。

Eは目隠しの上から腕で顔を押さえ、時々、ビクッ、ビクッっと痙攣していた。
その体は汗でじっとりと濡れ、ハァハァと肩で息をしていた。
僕は柔らかくなりはじめたEのチンポから口を放すと、肩にかけていたEの両足をゆっくりと下ろした。

そしてEに体を重ねて、深く口づけをした。

「ぅぅ… ぅん? んん…!!!」

Eの反応がいつもと違ったのは、目隠しをしていて不意をつかれたからではない。

僕はEの精液を飲み干していなかったのだ。
Eは味わいなれた僕の舌にいつもとは違うネットリとした味を感じ取り、自分の精液だとわかると身をよじらせて抵抗した。

僕はEに覆いかぶさり、抵抗するEを抑え込んだ。
僕よりもEの方が体格もよく力もあるのだが、目隠しをされて弱気になったEは覆いかぶさった僕をはねのけることはできなかった。

僕はEを抑え込みながら、Eの舌に舌を絡ませ、大量の精液をEの口内に送り込んだ。
Eは仕方なく自分の精液を口内に受け入れた。
Eの温かい口の中でEの精液と二人の唾液が混ざり合い、二人の舌に執拗に絡みついた。

僕が口を放すと、Eはどうしていいかわからないといった様子で、自分の精液が溜まった口をギュッと閉じていた。
Eは「んん~~~!!!」と言って声にならない声で抗議していたが、僕が「飲んでみ」と言うとあきらめて飲み込んだ。
(僕のはなんのためらいもなく飲み干すのに、やはり自分の精液を飲むのには相当の抵抗があったらしい)

「うぅぅ… マズイぃぃ… はぁぁ~~この人、ホント最低だわ」

「でも好きなんだろ??w」

「アホ!もう嫌いだわ!!」

Eはそう言ってふくれた。
僕はそんなEの様子が可笑しくて、ひとりでさんざんに笑ってやった。

Eをいじめすぎた僕は、この後たっぷりと仕返しをされた。

 


(26)

Eは目隠しに使われていたタオルを外すと、僕をベッドに押し倒した。

僕よりもずっと体格がいいだけあって、さすがに力が強い。
「ごめん、ごめんw」と笑いながら、僕は抵抗できずにいた。
Eの顔を見ると、サディスティックな笑みを浮かべていた。
僕は少し怖かった。

Eと僕はどっちが受けで、どっちが攻めなのか、どっちがSで、どっちがMなのかよくわからない関係だった。
そういうカテゴリーではうまく分けられない関係だったのかもしれない。
僕がリードしていたかと思うと、いつの間にかEが僕をリードしていた。
Eをいじめると、Eは倍にして僕に仕返しした。
まるで張り合うように、僕らはやったりやられたりを繰り返していた。

実際、互いに張り合う気持ちはあった。
Eはよく「Mくんには負けたくない」と、よく口にしていた。
だから、Eをさんざんにいじめてしまった僕は、これから自分がどうされるのかを想像すると少し怖かったのである。

Eは薄く笑みを浮かべたまま、手にしていたタオルで僕の両手を縛り上げた。

「うわ!!…ゴメンって…」

突然のことに驚き謝り続ける僕を、Eは黙って見下ろした。
やばい。完全にドSの目になっている。

Eは僕の乳首に吸いつき、強く噛んだ。
「あぁッ!!」といつもよりも強く反応する僕をよそに、Eの舌はそのまま僕の首筋へと至り、首筋を吸引した。

「ダメだよ…痕が残る…」

「関係ない。 わざと残そうとしてる。」

Eは吸引を続けてから口を放すと、赤くうっ血していたであろう僕の首筋を満足そうに撫でた。
そして、少し乱暴に僕の両足を持ち上げると、先ほどまで自分がさせられていた格好、マングリ返しの格好にした。

「恥ずかしいでしょ?」

「…恥ずかしいよ」

「よく見える」

僕は耐えられずに顔をそむける。
Eはおもむろに携帯を取り出すと、おもむろに写メを取った。
ピロリーンと気楽な音が静かな室内に響く。

「ハハ!w ほら!よく撮れた」

Eは携帯の画面を確認して笑うと、それを僕に見せつけた。
画面にはマングリ返しをさせられて、キンタマからアナルまでを天井を向けてあらわにした僕の姿が映っていた。
自分では見ることができないような恥ずかしい部分もハッキリと写っていた。

「やめてよ」

「ダメ! もっとアップで撮ってやる」

そういうとEは僕の局部に携帯を近づけ、ヒクヒク痙攣している僕のアナルや、ダラダラと止めどなく先走りを垂れ流しているチンポを撮影した。
Eは「いやらしい人」「うわぁ~すごい」などと声を上げながら、いちいちそれを僕に見せつけた。

 


(27)

Eは写メで僕を辱めることに飽きると、先走りを垂らしている僕のチンポを触りながら言った。

「なんでこんなに濡れてんの? エロすぎでしょ」

Eはそう言って腹に垂れた僕の先走りを指ですくうと、いきなりその指を僕のアナルに挿入した。

「あぁぁぁッ!!!」

「うわ!簡単に入っちゃったよ。ほら」

声をあげる僕を無視して、Eは意地悪く僕のアナルをかき回した。
AV男優が手マンするように激しく手を動かして、僕を内部から刺激した。
そして、今度はチンポを加え、つよく吸引した。

「うわぁぁ!!うぅ…それはヤバいぃ!!」

僕はさらに大きく声をあげてしまった。
ネチャネチャネチャ、ジュルルルル…ジュルジュルと僕のアナルとチンポがいやらしい音を立てる。

僕はタチ(と自分では思っている)で、アナルはそんなに感じる方ではない。
だがこの同時攻めはさすがにヤバかった。

はち切れそうに硬くなったチンポをEの口が吸引する。
Eがあまりに深くくわえこんだため、僕の亀頭はEの喉の奥の柔らかい部分にこすれ、竿にはネットリと舌が絡みついた。
その竿のずっと奥の方、僕の体の中ではEの右手がうごめき、内部から僕を刺激した。

さらにいつの間にかEの左手は僕の乳首へと伸び、つまんだり、軽くかじったりして僕の乳首をもてあそんでいた。
三点攻めだ。

Eは僕を攻め続けながら、体を反転させて僕の顔の上にまたがった。
僕の目の前に、パックリと口を開けたEのアナルがあった。
Eは一瞬だけ僕のチンポから口を放して言った。

「オレのも舐めてよ」

中毒患者のように夢中でEのアナルを舐めまわした。
両手の自由を奪われていたため、頭を浮かせてケツに顔をうずめるようにして舐めた。
Eは「あぁ…キモチいよ。もっとエロく舐めてよ」と言いながら、僕を攻め続けた。
気が狂いそうになりながら、僕は絶頂に近づいた。

「あぁぁぁ!!イク!イク!! …イクよ!!」

僕がそう言った瞬間、Eは僕のチンポから口をはなし、さっと身をひるがえした。
マングリ返しされた僕の目の前には、大きく膨張した自分のチンポがあった。

ビシャー!!ビュチャ!!ビチャ!!ビチャ!!

僕のチンポは僕の顔面に向かって、精液を吐き出した。

 


(28)

ビシャー!!ビュチャ!!ビチャ!!ビチャ!!

Eの口から解放された僕のチンポは、支えを失って大きく痙攣しながら、何度も何度も精液を吐き出した。
僕の顔面、胸、腹へと、大量の飛び散った。
目の前では、僕のチンポが精液をまきちらしながらビクン!!ビクン!!と大きく揺れていた。

「すごすぎw」

Eが笑いながら言った。

「ハァハァ…ちょっ…なんだよこれ」

「さっきのお返しw さっきオレに、オレの精子飲ませたでしょ」

Eはそう言ってまた笑うと、僕の顔や胸に飛び散った精子を体中に塗りたくった。
そしてそれを指でぬぐって、僕の口へと運び入れた。
ほのかな苦味が僕の口の中に広がる。

「おいしい??」

「マズイ!」

「でしょ?w」

渋い顔をする僕を見てEは笑った。
射精後の倦怠感にさいなまれながら、僕は「もうこれでおあいこだな」と言った。

「ダメ! まだ終わりじゃない。やられたら倍にしてやり返す」

Eはそう言うとまた僕の顔の上にまたがり、硬いチンポを無理やり僕の口にねじ込んだ。
Eのチンポはいつの間にかすっかり生気を取り戻していた。
Eのチンポが僕の喉の奥まで侵入した。

「んん!!」と言って少し抵抗している僕を無視して、Eは僕の顔の上でなまめかしく腰を動かした。
そして、僕の体になすりつけられた精液をたっぷりと指ですくいとり、マングリ返しをしたままの僕のアナルへと塗りたくった。

「入れたい」

Eは僕の口内の感触を楽しむようにゆっくりと腰を動かしながら言った。

 


(29)

そうつぶやいたEは、僕の返答を待たずに大きく身を反転させた。
ジュポッと音を立てて僕の口から抜け出したEのチンポは、先走りと僕の唾液をタラリと滴らせながら僕のアナルへと向かった。

そして、Eは正常位の体勢で僕に挿入した。
先ほどのアナル攻めと、僕の精液ですっかり緩んでいた僕のアナルは、意外なほどすんなりとEのチンポを迎え入れた。

「うッ!! んあぁッ!!!!」

「あぁ…すごい締まる! ヤバい…あぁぁぁぁ… スゴイこすれる…」

Eはゆっくりとひとつひとつの感触を楽しむように腰を前後させた。

「あぁぅぅ…すごい…すぐイッちゃいそう」

僕が見上げると、Eは切ない声を出しながら顔をゆがめていた。

Eは僕の片足を持ち上げたり、四つん這いにさせたりてバックから突いたり、うつむきにさせて覆いかぶさって腰を動かしたりと、短いスパンで実にいろいろな体位を試した。
二人でつながったまま壁際に歩き、拘束されたままの両手を壁について立ちながら激しく突かれた時には、足がガクガクして立っていることができなかった。
僕がEに懇願すると、Eは挿入したまま僕の膝を抱えて軽々と僕を持ち上げ、ベッドに戻ってくれた。

「あぁ…イキそう  …キモチよすぎる あぁ!!イキそう」

Eはそう言いながらも体位を変えては腰を振り続けた。
Eは射精をこらえるようにしながら、それと反比例するようにEの腰の動きは少しずつ早くなっていった。

ベッドに戻ると今度は騎乗位の姿勢で、Eは下から僕を激しく突きあげた。
暑さで垂れたEのでかいキンタマが、Eの体の動きに合わせてビタンビタンを僕のキンタマに当たった。
僕のチンポやキンタマも、ブランブランとだらしなく上下に揺れた。

僕はいつのまにか、タオルで拘束されたままの両手で自分のチンポをしごいていた。
さっき射精したばかりだというのに、僕のチンポはすでに限界まで硬くなっていた。

「あぁぁぁッ!!イク!!イク!!!中に出していい??」

僕はEの声にこたえる余裕もなく必死で腰を上下させていた。

「んあぁ!! もう我慢できない!!…イク!!イク!!!イクよ!!!
 ッッんんあぁぁぁッ!!!!」

Eは僕の中に熱い精液をぶちまけた。
Eのチンポが何度も何度も大きく痙攣し、勢い精液を注ぎ込んでくるのを、僕は体の中で感じた。

Eの長い射精が終わって、Eの上に体を倒してようやく我に返ると、僕もいつの間にか射精していた。

Eは自分の上でグッタリしている僕を抱きしめ、僕の顔を横向きにさせて激しく僕の唇を吸った。
僕らは飛び散った精液を拭き取ることも、チンポも抜くこともせずに、しばらくの間、そのままのじっとしていた。

そして言った。

「オレたち、愛し合ってるよね」

体の下にハッキリとEのぬくもりを感じながら「うん」と僕は答えた。
Eは続けてこう言った。

「やっと…ひとつになれた」

そして、後ろから僕をつよく抱きしめてEは言った。

「妊娠させちゃったらゴメンねw」

ひとつになったまま、僕らは笑った。

 


(30)

お互いの気持ちを伝え合い、改めてつながりを深くした僕らは、よく喧嘩をするようになった。

Eはよく、ほんの些細なことで僕に突っかかってきた。
僕も言われたら言い返してしまう方なので、よく口論になり、散々に言い合った後、お互いに黙りこんで気まずい時間が流れた。
些細なことで突っかかってくるEは、まるで僕と喧嘩したがっているようだった。

今思うと、あの頃のEは僕を試していたのかもしれない。
自分のことを本当に愛しているのか、自分をぶつけてもこの人は自分のことを嫌いにならないだろうか…。
子供っぽいEは、喧嘩をふっかけることで僕のことを試していたのかもしれない。

ある時、Eはふとこんなことを言った。

「オレたちさ… このままでいいのかな?」

体を深くえぐるような突然の鋭い質問に、僕は言葉をつまらせた。

「Mくんのことはすごい好きだよ。一緒にいてすごく楽しいし、ずっと一緒にいたい。
 でもさ、今はそう思っていても、これってずっと続くものなのかな?
 40すぎて、おじさんになってもお互いのこと好きでいられるのかな?
 そんな関係、これからも続けていけるのかな?」

僕は返す言葉を持ち合わせていなかった。
僕にはEの気持ちが痛いほどわかった。
わかったからこそ、なにも言葉をかけることができなかった。

同性愛者の恋人同士ならば誰でもこんな不安を抱くのだろう。
世の中には困難を乗り越えながらも力を合わせて幸せに暮らしている同性愛カップルもいる。
でも、当時の僕たちにはそんな知識はまるでなかった。

僕らはたった二人の小さな世界で暮らしていた。
相談できる相手なんていなかった。
二人の秘密を知っているのは僕らだけだったし、僕らの不安を理解できるのも僕らだけだった。
そんな二人だけの世界で、僕らは答えのわからない大きな不安に押しつぶされそうになりながら生活していたのだ。

「オレ、ホントはさ、普通の恋人同士みたいに、Mくんと手つないで街を歩きたいよ。
Mくんのこと友達に自慢したり、愚痴ったりもしたいよ。
結婚して、二人の子供を育てて、年取ったら二人で日向ぼっこする、みたいな幸せな家庭を築きたい。
でも…できない。
オレたち、こんなに愛し合ってるのに、なにもできないじゃん」

Eは一息にまくしたてるように言葉を続けた。
Eの一言一言は僕の心を深くえぐった。

僕らはこのままじゃ何もできない。
堂々と手をつないで歩くことすらできない。

こんな関係になっていなければ、僕たちはそれぞれ、Eの言うような幸せな家庭を築けたかもしれない。
いや、これ以上、深入りしなければ、これから築いていくことができるかもしれない。
それぞれ別々の幸せな家庭を。

僕も同じだよ。同じ思いだよ…。
でも全部どうでもいい… ずっと一緒にいようよ!!

大声でそう言って、Eを抱きしめてやりたかった。
でも、そう言ってEを抱きしめる自信は僕にはなかった。
僕にはEを幸せにする自信がなかった。

「オレたち、幸せになれないよね」

そうつぶやいたEの顔を僕は見ることができなかった。
僕らは長い間、黙ってうつむいていた。

 


(31)

そんな日々を送っていたある日、Eからメールが届いた。

――彼女とまだ付き合ってたんだ――

僕は馬鹿だ。

Eとあれほど深く愛し合いながら、あれほど気持ちを確かめ合いながら、まだ付き合っていた年上の彼女と完全に縁を断ち切れていなかったのだ。

僕が年上の彼女と付き合っていることは、周囲の友人たちはみんな知っていた。
恐らく友人の中の誰かがなにかの拍子に、Eに僕と彼女の話をしたのだろう。
友人たちはEと僕の関係など露知らず、僕は彼女とうまくいっているものだと思っていたから、特に隠すでもなく話したのだろう。

もちろん、こういう関係になる前はEにもそのことを話していた。
はじめのうちはEもそれを承知の上で、僕と関係を持っていたはずだ。
でもこんなにも長い間、毎日のように体を重ねていながら、こんなにも愛を確かめ合いながら、いまだに僕が彼女との縁を切っていなかったとは思っていなかったのだろう。

なぜか別れなかったのかと聞かれるとよくわからない。
ほとんど会ってもいなかったし、少なくとも数カ月、体の関係もなかったが、別れを切り出すのだけはためらっていた。

不安だったのかもしれない。
将来への保身だったのかもしれない。
でもそれはすべては僕の自分勝手な言い訳だ。

僕は急いでEに電話をかけたが、Eは電話にでなかった。
何度メールを送っても返事はなかった。

そのまま1週間が過ぎた頃、僕は覚悟を決めてEにメールを送った。

――ごめん。ホントに反省してる。彼女とはもう別れる。
今からいつもの公園で待ってる。もし許してくれるなら来てほしい。
キミが来なかったら、その時はあきらめる。ホントにごめん。――

僕は車を走らせて、いつもEと待ち合わせをしていた公園に行き、Eを待った。

なにもえず、ただただEを待った。
何度も外を見てEの姿を探した。
何度も携帯でメールを確認した。

それはとてもとても長い時間だったようにも感じるし、あっという間だったような気もする。
いつの間にか真夜中になっていた。

カーラジオでは『Hymne À L'Amour』というフランス語の曲が流れていた。

フランスのシャンソン歌手で、シャンソンの女王と呼ばれたエディット・ピアフという人の歌だ。
日本では『愛の讃歌』とも呼ばれている。
CMなどにも使われており、誰しも一度は耳にしたことがある歌だと思う。
僕はなんとなくこの歌が好きだった。

耐えられず、目を閉じてみるが、Eの姿ばかりが脳裏をよぎる。
くっきりとした二重、長いまつげ、ふっくらとした唇、きれいに割れた腹筋、しなやかな二の腕…。
まるですぐそばにいるみたいにハッキリと思い浮かべることができた。

けれど、待てども待てどもEは来なかった。

 


(32)

その後、Eは公園で待っている僕のところに来てくれた。
それから僕らはまた付き合いだした。

でも結局、互いの就職などもあり、いまはもう別れた。
しばらく連絡がなくなったあと、ある日ポストに僕の部屋の合いカギが入っていた。
5年間付き合っていた僕らの最後は、とてもあっけないものだった。

泣きながら電話をかけた僕に、Eは「もう終わりだよ」と言った。

「わかった…。でも僕のこと、忘れないでほしい。
 僕もEのこと忘れない。一生…一生忘れないから。
 死んでもEのこと忘れない。
 生まれ変わっても、すぐにEを迎えに行くから」

僕は泣きながら電話を切った。

Eは僕と別れてすぐに、高校時代に付き合っていた彼女と復縁し、
そのまますぐに結婚した。
子供も生まれ、いまはもう3歳ぐらいになっていると思う。

昨年のクリスマスに偶然、静岡駅でEとすれ違ったが、
大きな紙袋に入れたクリスマスプレゼントを持って、
Eは僕と目も合わさずに去って行った。

僕はその後、誰とも付き合わず、いまもひとりだ。

たぶん、あんなに人を好きになることはもう2度とないと思う。
でも、それでいいと思っている。

世の中には家庭を守ることが生きがいの人もいるだろうし、
子供の成長を見守ることが生きがいの人もいるだろう。

僕は家庭や子供の代わりに、Eとの想い出を一生大切にして生きていく。

あれから数年の時が流れ、僕も少しだけおじさんになった。(28歳ですがw)

今の僕を見たらEはなんていうかな。

おじさんになっても一人でいる僕を見て笑うかな。

いまもEを思っている僕を見て笑うかな。

布団に入り、ひとりでよくそんなことを考える。

僕らはなんで、男同士で生まれ、男同士で出会い、そして愛し合ってしまったんだろう。

でもいい。

僕が男じゃなかったらEと仲良くなることもなかったかもしれないし、
Eが男じゃなかったら僕はEのことを好きにはならなかったんだ。

僕が先に死んだら、天国でずっとEを待ってるよ。

Eが死んだら、すぐに迎えに行くよ。

天国ではだれにも邪魔されずに、ふたりでいられるかな。

もし、ふたりが生まれ変わっても、僕は絶対にEを見つける。

そして、今度こそ2人で幸せに生きる。

僕はひとり、Eとの想い出を守って生きていく。

死んだあとになるか、生まれ変わったあとになるかはわからないけど、
絶対にまた結ばれると信じて。